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ワタナベイビーさんの「好きなボクサーベスト3」

2015-12-01 16:03:00

皆さんこんにちは、ワタナベイビーです。
あまり知られていないかも知れないのですが、何を隠そう私は、大のボクシングファン！学生時代には毎月『ボクシングマガジン』を購入していた程のマニアだったのです。

今回はズバリ！私の好きなボクサーベスト3を紹介したいと思います。

長谷川穂積
この人のピーク時は本当に強かった！
辰吉丈一郎を半殺しに追い込んだ、あの名チャンプ、ウィラポンを一撃で意識朦朧状態に追い込んだ、あの一戦、あの一撃だけで、一生分の評価と尊敬を勝ち取ったと言ってもよいでしょう。
現役続行を発表しましたが、この後どんな試合をしたとしても、彼の価値は揺るがないでしょう。

具志堅用高
実質No.1なのですが、世代的に少し私には早かった…。とはいえ、私がボクシングに目覚めたのは具志堅さんの試合に感動したのがきっかけでした。
テレビでいじられまくっている可愛いオジサンみたいに思われているようですが、当時は、長嶋・王・千代の富士に匹敵すくるくらいの日本のスポーツヒーローだったんですよ！
からかうなんて恐れ多い存在なのです(笑)。

とにかくオフェンス型のボクサーで、ほとんどの試合が打ち合いでした。
もう、書き出したらキリがなくなる(笑)。

だんだん疲弊しきって燃え尽きつつあるのが、小学生ながらに見ていてわかるくらいの壮絶なボクシング人生でした。
最後のフロレス戦でのKO負けの時は、ひとつの時代が完全に終わったのを子供ながらに実感しました…。
6年生の2学期末にジョン・レノンが凶弾に倒れ、3学期末に具志堅がリングに倒れました…。

渡辺二郎
世代的にドンピシャな名チャンプという事で、第1位に挙げさせて頂きました。
その後の人生という意味に於いては、具志堅さんとは対照的な転落人生とも言えるので、おおっぴらに『偉大だ』とは言いづらくなってしまったのですが、やはり『偉大なボクサー』でした。

確か私の中学時代に世界タイトルを獲得し、高校時代いっぱいチャンピオンだったはず。私の暗黒の高校生活の唯一の楽しみが、作曲と渡辺二郎の試合だった、と言えるほど、私にとっては大きな存在です。

高校時代の自分の机には、渡辺二郎の世界戦全戦績を彫刻等で彫っていたほど(笑)。
当時は暗記してソラで全戦績を言えたのですが、今はどうかな〜(笑)。

具志堅とはまた一味違ったクレバー系のファイトスタイルだったのですが、ちゃんとダウンシーンがある！
あのカウンター右フックは、今でも目に焼き付いています。
珍しく微妙な判定のまま進んだ14ラウンド、試合を決定づけたチャンドラー戦の右フック！

完全大アウェイの韓国での、もう完全に地元判定中、ダメ押しのように何度も炸裂したユン戦の右フック。

パヤオ・プーンタラットとの完全決着戦のカウンター右フック！

一生忘れられない右フック！
私の宝物です。浅田真央にトリプルアクセルがあるように、渡辺二郎にはカウンター右フックがある！

どちらも、美しい音楽に匹敵する芸術品です。